校長挨拶

学校長挨拶


「自立した生徒・自走できる生徒」の育成をめざして

  
 茨城県立潮来高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。本校の日常の活動や生徒の様子などを、このホームページで随時お知らせいたしますので、今後ともご覧いただきたくお願いいたします。
 長い間、本校の歴史は明治 40 年(1907 年)創立の「潮来町立女子技芸学校」が始まりとされてきました。しかし、その後の調査で、さらに 2 年前に遡る明治 38 年(1905 年)に開設された「潮来裁縫学校」が起源であることが明らかになりました。本校の歴史と伝統の重さを感じずにはいられません。本校は、これまで百十有余年の長きにわたり、地域の中核を担う多くの人材を輩出してまいりました。これからも地域から愛され、期待される「地域と共にある学校」でありたいと考えています。
 現在、本校では『人間性豊かな「自立した生徒・自走できる生徒」の育成』をめざして、教育活動が実践されています。これからの先行き不透明な予測困難な時代にあっては、自らの人生を自らの手で切り拓いていくことのできる力、自分の足で力強く人生を歩んでいくことのできる力、つまり『自立・自走』する力が求められています。本校では、生徒の『自立・自走』する力を育むために、授業改善や探究活動に取り組むとともに、ホームルーム活動や学校行事の活性化を目指しています。さらに、普通科・地域ビジネス科・人間科学科それぞれの特色を生かした学びや、個に応じたきめ細やかな指導・支援の充実を図っています。
 生徒の皆さんに「潮来高校に入って良かった」、保護者の方々に「子どもを潮来高校に通わせて良かった」、地域の方々に「地元の潮来高校が誇らしい」、と思っていただけるように、教職員一同、力を合わせて、よりよい学校づくりに励んでまいりますので、今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 令和6年4月 茨城県立潮来高等学校長  小澤 茂幸