校長挨拶

学校長挨拶

創立121年目、伝統を礎に「自立・自走」の未来へ

 

 茨城県立潮来高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。本校の日常の活動や生徒の様子などを、このホームページで随時お知らせいたしますので、今後ともご覧いただきたくお願いいたします。
 
 本校は、明治38年(1905年)、水郷の景勝地を一望できる潮来の稲荷山に設立された潮来裁縫学校が基礎となり、その2年後の明治40年7月9日、文部大臣より認可された「潮来町立女子技芸学校」として開校されたことにはじまります。昨年、令和7年、輝かしい創立120周年という大きな節目を刻み、本年、いよいよ創立121年目という新たな歴史の一歩を踏み出しました。明治・大正・昭和・平成・令和と幾多の歴史を経て、有為な人材を社会に送り出してきた伝統の重みを胸に、潮来高校は次なる時代を見据えた教育活動に邁進してまいります。

 120年という長い歳月で培われた校訓である「誠実」「勤勉」「協和」の精神。それは単なる過去の遺産ではなく、変化の激しい現代社会を生き抜くための確かな指針です。創立121年目を迎えた今、生徒たちに最も身につけてほしいと考えているのが、「自立」と「自走」の力です。

 予測困難な時代において、誰かに答えを求めるのではなく、自らの意志で人生を切り拓く力こそが不可欠です。
「自立」・・・己の個性を深く理解し、自らの足でしっかりと大地に立つこと。他者と協調しながらも、自分の価値観を持って正しく判断できる「心の軸」を育みます。
「自走」・・・与えられた課題をこなす段階を越え、自ら問いを立て、目標に向かって力強くアクセルを踏むこと。失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返し、自分なりの速度で進み続ける力を養います。
この「自走する力」こそが、卒業後の長い人生において、生徒たちを支える最大のエンジンになると確信しています。

 潮来高校は、これからも地域に愛され、信頼される学校であり続けます。121年目の新たなスタートにあたり、地域社会を「学びのフィールド」と捉え、生徒たちが多様な価値観に触れながら社会の一員としての自覚を高める機会をさらに充実させてまいります。
 令和8年度がスタートいたしました。今年度も生徒一人ひとりが自らの人生の主役として、自信を持って未来へ駆け出していけるよう、教職員一同、全力で伴走してまいります。創立121年目の本校に、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和8年4月 茨城県立潮来高等学校長 髙野 光章